Nouvelle-B
小林正弘(Tp) 織田浩司(Sax,Fl) 小倉泰治(Key) 須藤満(B) 中川雅也(G)
小野かほり(Per) 安部一城(Ag) 加藤いづみ(Vo,Cho)
Special Guest:imaimasaki

  1.Memories of Summer (織田浩司)
今回のライブ一曲目は、織田さんの曲。
いづみちゃんのCho.はあまりなく、シェイカーをやってましたね。
前回よりちょっと、テンポがゆっくりになっていて、ためた感じの織田さんのSaxの音が
夏の思い出をクローズアップさせている感じ。最後の小林さんのTpが思い出の切なさを増す!?
小倉さん・須藤さん・かほりんが顔を見合わせて楽しそうにしているのが印象的。
前回のLiveで、中川さんがソロで音をとばしてしまったので、ちょっと心配になって
聴いてしまいました(^^ゞ今回は大丈夫でした(笑)ソロ以外では、細かい指の動きが多い。






      
M.C
「どうもみなさんこんばんは、Nouvelle-Bです」と織田さんがしゃべり始める。
お店の雰囲気が、キャンドルとかあってクリスマスみたいといづみちゃんが話し
「12月になったら、赤い髪と緑の髪にします」と言っていた織田さん、本当にそうするんだろうか。。。
ここで、メンバー紹介。
小倉泰治〜安部一城〜中川雅也〜小野かほり〜須藤満〜加藤いづみ〜小林正弘〜織田浩司
かほりんといづみちゃんへの声援はすごかった!そして、須藤さんは手を振りながら
めちゃかわいい笑顔をふりまいてました(笑)
織田さんが、1曲目の解説を始めたところ小林さんから「今日はからむからね」と一言。
実は、小林さんは開演前から焼き鳥屋さんに行って、自分を高めてきたそう(笑)
ここで、織田さんが鶏嫌いという話になって、どうして嫌いになったかを話してくれたのですが
あまりにもグロテスクな恐い話でここには書けません(^_^;)


2.Van Due (小林正弘)
小倉さんのゆるやかなPianoで始まり、いづみちゃんのCho.が入る。
安部さんのソロから織田さんのSaxへ。この流れが切ない。。。
そよ風という意味の曲だけど、わたしの中でのそよ風って爽やかなイメージなので
この曲は、どちらかというと切ない。。。
しかし安部さん、小倉さんの流れるようなPianoの後で、ソロをちょっと間違えてましたね。
聞き逃していませんよ(笑)最後に、小倉さんのPianoとかほりんのPer.とともに
いづみちゃんのCho.が入るけど、今回はナシだったなぁ。


M.C
グッズの携帯ストラップ話。織田さんいわく「何本持っているかが勝負。1本2本は当たり前」(笑)
(ちなみにわたしは、黒2本・赤1本持ってます(^^ゞ)
次の曲にいこうとして、「しゃべってると、曲とMCのギャップが大きすぎますね」と織田さん。
「僕が悪いんですね!?」の問いに小林さんがすかさず「そうだよ」と(笑)

この間、中川さんはアンプの調子を合わせてました。そして笑いながらGuitarをさわってます。



3.Moonlight Call (小林正弘)
小林さんが昔やっていたバンドで作った曲。その時は、MidnightCallという曲名だったが
このNouvelle-Bでやるには、もっとゆるくした感じにしたらMidnightというよりは
月明かりというイメージになってきたので、変更したとのこと。
Nouvelle-Bでやるインストの曲は、タイトルをつけたくないくらいと小林さんの言葉。
歌詞がない分、曲名でイメージができ上がってしまうから、あんまりつけたくないと。
聴いてる人の感情によって、同じ曲でも違うものに聴こえたりするものだから。
わたしは、この話に大きくうなずいてしまった。
ここで、いづみちゃんがこの曲は電話する相手のイメージも出てくるという話をしていて
かほりんが一言「Callって電話だったんだ!?」と。「何だと思ってたの?」
「わかんない・・・。呼ばれてるのかなと」「真夜中の呼び出し?」みんな大爆笑!
小林さんが「一年間のこの曲のイメージはどうだったんだよ!?」と立ちあがって
かほりんにからむからむ(笑)

で、肝心の曲はというと・・・、中川さんと安部さんのGuitarで始まります。
中川さんの音がでていない感じ。アンプの調子がまだよくないのかな・・・?
ん〜?何か曲の感じが違う。最初がいづみちゃんのChoじゃなくて、織田さんのSaxだけだからだ!
途中から、いづみちゃんのChoも入ってきた。
織田さんのSax〜いづみちゃんのcho〜小林さんでハモッていく感じ。
須藤さんはすごく笑顔で楽しげ。小林さんと安部さんはけっこう真剣な表情で曲が流れていく。


       M.C
ここで、織田さんがちょっと恐縮しながら「私事ではございますすが・・・」と
ソロアルバムの紹介。ヒューヒュー!ドンドンパフパフ♪
Nouvelle-Bの影響かボサノバっぽい曲が多いとのこと。
そのアルバムの中から1曲、Nouvelle-Bバージョンでご披露〜。


   4.I miss・・・ (織田浩司)
このアルバムにも参加している安部さんのAgから曲が始まる。
小倉さんの流れるPianoにそって、これまた流れるような織田さんのFlが響く。
織田さんはFlだけでなく、PianoとAgの音の時はシャイカーも。
織田さんの人柄があふれているような、とてもやさしい曲。
曲の途中、小林さんが須藤さんと安部さんを見てニッコリ。なぜ???


M.C
曲が終わった瞬間にメンバーさん、特に小林さんと安部さんは苦笑い〜。
「俺達にしかわからないよね〜。楽しいね(笑)」と小林さん。
タネあかしをすると「ホントはこんなイントロじゃなかったんだよ」と。
どうも、安部さんが弾きだしてしまったそうで、先にいくしかなかったらしい(笑)
そこで、小倉さんが一言「あっ、そうだったんだ?」と。ホントは、小倉さんと安部さんの二人の
サビからスタートするはずだったらしいです。織田さんの小倉さんの方を見たんだけど
「何?」っていう表情だったそうで。ま・こういうハプニングもライブの醍醐味ってことで(^^ゞ

小林さんが「安部くん後で、体育館の裏に呼び出しね(笑)」って。みんな、大爆笑!!


5.何も言わないで (加藤いづみ)
インストの曲に、小林さんや織田さんのメロディと一緒に声を重ねてテーマを歌うことが多いと
話すいづみちゃん。織田さんは、デモテープを作った時にいづみちゃんのChoを重ねた時に
声の威力はすごいなって思ったと言ったので、いづみちゃんは「そりゃ、そうですよね」と
笑いを取ろうとそう言ったのに、みんながそのまま聞き流したので
「しくじった!後でわたしも呼び出しされるかも〜」と、みんなで笑った(^^)
ここまでの話しでこれだけ「声が〜とか、言葉が〜」と話したのに次の曲名は
「何も言わないで」(笑)
好きな人がいて、大切な人がいて、言葉にならない間っていうのがあってそれを歌ったもの。

安部さんのAg〜かほりんのPer。いづみちゃんの声をさらに引き出すかのように、
バックの音はAg・Piano・Perがメイン。間奏はTpやFlで盛り上げ、BやEgは抑えた感じに。
いづみちゃんの声はかわいらしいんだけど、切ない曲が多くその声にはまる。


6.夜間飛行 (小倉泰治)
一部の最後の曲となるわけですが・・・このあたりでも、小林さんはいい感じに酔っ払っていて
歯が痛いのに、一部終了後の20分間の休憩で、また焼き鳥を・・・と言ってました(笑)


安部さんのAgで始まり、かほりんのリズミカルなシャイカー。
この曲は、かほりんのPerソロがあるんだけど、ここでの客席の手拍子はけっこうバラバラ(^^ゞ
この曲は小倉さんの力強いPianoが前面にでている曲。
普段の小倉さんからは、この曲がイメージできないんだな(笑)
いづみちゃんの「ラーララー♪」の声は、夜の空を飛び立っていくような感じを思わせる。
目を閉じて、中川さんはソロ部分に入っていくのだが・・・間違えた?
自分でもちょっと、ん?って顔をした。1人で苦笑いしているぞー(笑)


 
〜一部終了〜

7.Ferris Wheel (安部一城)
二部の1曲目は、バンド内ユニットのごとく織田さん・須藤さん・安部さんの
3人でお送りするこの曲。
初めての方の為に、曲解説・・・する安部さんのところにマイクがなかったので
後ろから持ってくる(笑)
 タイトルは、日本語で観覧車という意味。
観覧車というと、その人との関係がやはり・・・とは、織田さん。
混んでいて他のカップルと一緒に乗せられちゃうと、台無しだよねって盛り上がる。

「せっかくお台場で30分も並んだのに・・・」と織田さんが言うと、
「お台場って限定するところをみると、(織田さん)乗ったことありますね(笑)」
みんなで大爆笑!!拍手までおきる(笑)
他に、観覧車というと高いのがちょっと怖くなったという織田さんの話に、
今日は地下(会場)だから安心ですねと安部さんが言うと、速攻で須藤さんが低い意地悪な声で
「わからんよ〜。地下だからって、安心はできんよ〜(ニヤリ)」って感じでおもしろすぎ!!

安部さんから始まるこの切ない曲。ちょっと曲の雰囲気が変わりましたね。
ソロ部分もアレンジ変わってましたし。この曲は前々回のライブ以来だけど、
もっとAgの音が一つ一つはっきり聴こえたかな。今回は流れるような感じ。



    
      
8.Sunny ()
原曲もボサノバっていう曲ではないが、今回はおフランスな感じの、
なのにちょっとボサノバ風のアレンジで。

いづみちゃんのちょっとかすれた感じの声が、艶っぽくそしてしみこむ感じ。
織田さんのソロあり。そして、酔っていても小林さんのソロはとても素敵だった!(笑)
BもAg・Egも抑えていて、さらにボサノバ感を思わせる。
最後、かほりんのPer、織田さんはシェイカーで、小林さんのTpでしめる。



M.C
前回の打ち上げの話〜。
某居酒屋で、カラオケがあったので大カラオケ大会になったとのこと!
意外なすごい芸を持っていたのが須藤さんで、その名も「一人ゴスペラーズ」(笑)
客席からの拍手に答えて須藤さんが歌う・・・といっても、その名のとおりゴスペラーズの曲を
ずーっとベースボーカルのみするというもの!
中川さんは何を歌いましたっけ?の質問に「氷雨」を歌ったとのこと!
客席からも、聴きた〜い!の声。「飲まないとね〜メロディが出てこないから」と中川さん。
すかさずいづみちゃんが「すいませーん、ビール一つ!」 みんな大爆笑!
歌いそう〜になったのに、やっぱり歌わなかった中川さん(笑)
いづみちゃんに「自分を捨てきれない中川さんね」とつっこまれる。
小林さんは歌ってましたっけ?の問いに小林さんは「歌ってなかったと思う」と言うものの
横から安部さんが「いや、歌ってましたよ(笑)」と。
「もう一つの土曜日」ですって!いや〜、しぶい!聴いてみたい!!
最高なのが小倉さんで、酔ってきて女性の高いキーでダイアナ・ロスかなんかの曲を歌い
みんなの方を見て「かわいい?」と言ったそうな!!でも、ご本人覚えてないって〜(笑)
小林さんから「今度公開打ち上げやるか」とのお言葉が!ホント、ぜひやってほしい〜!


9.Mais Que Nada (Sergio Mendes & Brasil'66)
この曲もおなじみになってきましたね。
小倉さんのカウントから始まる軽快なこの曲は、楽しくなる盛り上がる曲。
でも、ちょっと音を全体的に抑えていってそこから盛り上がるところがあるんだけど
やっぱり抑えた感じになるとちょっとした切なさを感じるんだな。
これがボサノバ特有なんだろうか?

この曲での安部さんのソロも、指さばきが絶妙でございます(^^)


10. So Dance Samba ()
この曲はちょっとまったりとした感じ。この曲でよく出てくるフレーズのバイ(VAI)はポルトガル語?
小倉さんのPiano〜かほりんのPer。小林さんのソロ〜織田さんはシャイカーで安部さんのソロ。
中川さんのソロ〜安部さんと須藤さん〜かほりん〜小倉さんと続く。
ホントまったりとした曲だけど、最後はいづみちゃんの小声から盛り上がって終わる。
この曲を鼻歌で歌いながら、いづみちゃんがゆったり歩いている風景が浮かんできた。。。
でもって、その場所は日本じゃなく外国の片田舎って感じ。

曲後、NHKのボサノバの番組の話を小林さんがしていて、歌い方とか違うとか。
とってもボサノババンドらしいためになるお話が・・・(笑)
わたし、その番組をチェックしていたのに見損ねてしまっていたのだった(^^ゞ



   
11.Tell Me a Bed Time Story (Herbie Hancock)
須藤さんのBと小倉さんのシンセから始まる。
何度もやっている曲だけど、今までと雰囲気が違う!これこそ、Nouvelle-B!

須藤さんのソロの時は、前にいる小林さん・織田さんも座り込み客席からよく見えるように。
小倉さんのソロで、テンポが早くなる。重い感じだったのがかろやかになる。
織田さんのFlから最後、小林さんが指でカウント4-3-2-1。。。
どんどん全体の音が小さくかほりんのPerでしめる。


M.C
ここで、各メンバーさんのライブ告知タイム。
途中、いづみちゃんが安部さんがおかしいんですよと話だす。
今日、中川さんと携帯の番号を交換していたらしく「(お互いに)知らなかったね〜」と。
そして安部さんは「さみしい時に電話します」と言っていたらしい。みんな大爆笑!
そして中川さんも「うん、電話して。俺もわりとさびしいから」だって!さらに笑える〜!

















12.Jungle Love (小野かほり)
さぁ、やってまいりました。かほりんコーナー♪
相変わらずのセクシーボイスで、「みんな、元気?そろそろ暖まってきたよね?」
なぜかここで、小倉さんのPianoでクラッシックが流れる(笑)
お誕生日、Nouvelle-Bのリハ後、メンバーさんがHappyBirthdayを歌ってくれたそう。
すごくうれしかったけど、世にも低い声で(笑)楽しい歌なのかもしかして悲しい歌なのか
悩んでしまったけれど、とってもうれしかったとかほりん。
そこで、中川さんもお誕生日だったという話から、小林さんが「この辺みんなさそり座だ!」と。
ということは、小林さんもさそり座というわけで、中川さんが“えっ?”という顔をしていた(笑)
ちなみに、この曲はPerと歌のみなのに、中川さんは忘れてGuitarを持ったまま。
途中で気づいてあわてて準備していた。いけませんね〜(笑)
さて、曲の前に3−2の復習から。今回はまた新しい3−2も教えてくれるかほりん。
でも、今日はいつもの3−2で〜(笑)客席は、Perを持ってきている人が増えてきている。
かほりんは“L”の文字を作ってみんなで「Jungle Love」!

曲の始めは、ちょっと合わない部分があったけれど、どんどん合ってきて会場みんなで
楽しめるこの曲。う〜む、さすがのわたしも3−2をしながら歌えるようになったぞ(笑)
最後のテンポが早くなっていくところ、激しく乱れ打ちするかほりんから
熱い魔法をかけられる。その熱さの中に、甘く切ないものがあるんだな〜(^^)
(歌詞を引用しております)


13.Sudden (中川雅也)
最後は、中川さんの曲!
それぞれのソロでアレンジ変えているので、メロディラインは変わっていなくても
同じ曲と感じさせないのがNouvelle-Bの魅力。
中川さんのソロはところどころで回数は多いけど、須藤さんのソロは長いので
いつもながらに、いろんな技をだしてきているって感じがする。
その後、小林さんのTpでBの重低音から引き上げられてくる感じがする。
安部さんのソロくらいから、会場から手拍子がでてくるほど。
中川さんの曲だけに、最初のライブの頃はGuitarがメインって感じだったけど
回数を追うごとに各メンバーさんのソロ部分が引き出される曲になっているんじゃないかなー。

余談ですが、退場の際に小林さんがステレオに頭をぶつけていました(笑)


〜E.C〜

14.アイノウタ (imaimasaki)
年末に出すセカンドシングルの話を小林さんにしたところ、急遽やろうよということになったとのこと。

ソロライブで聴いてお気に入りだったこの曲。
その時はとても盛り上がった曲だったけれど、Nouvelle-Bバージョンになると
とてもしっとりした感じに仕上がっている。
小倉さんのPianoから始まるところからすでに、壮大な感じがしてしまう。
今井くんも、一つ一つの音を丁寧に歌っているように感じられる。
大先輩方の演奏で気をはっていたのか、今井くんが歌い終わった後に
“フーッ”と一息ついていたのが印象的だった。


15.Brajilia (小倉泰治)
いつも須藤さんのBソロで盛り上がるこの曲。
今日の席は、思いっきりB前の席!E.C前から、みんなでテーブルの上をきれいにして
須藤さんを待っていたのになぁ(笑)
しかし、今日もまたもやBとは思えないいろいろな音が繰り出されている!
Bの音で会場と手拍子のやりとりをする。さすがパフォーマー(笑)
で、その場の転換はやっぱり小倉さんの華麗なるPianoなんだなぁ〜。
ステージと会場が一体となってみんなで歌いながら終わる。
この曲が最後じゃなきゃ、ダメなんだろうなぁ・・・と思いつつ終了!